妹の介護は、精神的にも体力的にも過酷でした・・・。
それでも、母ロスの中ひとりで頑張ってきたつもりでした。
そんな中、皆さんの記事を読ませていただく気力すら無くなり、
自分の記事を上げるのも憚られる日々を過ごしておりました。
もう、お礼行脚も無理かなと判断し、これを書いています。
<恩知らず>になってしまったのでしょう。
先日、買い出し前に、お向かいの高齢の奥さんを訪ねました。
コストコの記事に登場した奥さんです。お裾分けのお返しを持って。
声掛けすると、廊下の遥か奥で「はーい」と声が。玄関で暖簾の下から覗くと
「腰が痛くて…」床にへたり込んで座る奥さんの消え入りそうな声がして。
自分は妹のヘルパーが1時間しか居ないこともあり買い出しに行きたく、
「大丈夫ですか?」「これ、食べてくださいね」言葉を残し奥さんを残し
足早に立ち去りました。買い出し後も(ぎっくり腰だったのか?)
気にしつつも奥さんの様子を見に行くでもなく、自宅で過ごしました。
夜半、奥さんは救急車に乗せられ集中治療室へ。翌日亡くなられました。
障害持たれてたご主人はデイサービスに行ってらして娘も孫も家に居ずで。
奥さんは一人きり暑い室内で長時間へたり込んだままだったそうです。
悪かった背骨・腰からの菌が体内に回り、それで亡くなったと聞いて。
知らなかったとはいえ、最後に会ったのは自分・・・。
なぜ自分は家に上がり込み奥さんを涼しい場所に移動できなかったのか!
なぜ自分は近所に声がけして手を貸してくれる人を呼べなかったのか!
悔やんでも悔やんでも、・・・自分を責めることしかできません。
家の前で顔が合えば介護の愚痴を聞いてくれた、奥さんの愚痴も聞いた。
お互いに気遣い励まし合った。そんな仲の筈だったのに・・・。
ああ、母も死に追いやり、この奥さんまでも死に追いやってしまった。
自分は、人を見捨てて災いを呼ぶ死神なのかもしれない・・・。
人に言っても皆気にするなと言うだけで。心が壊れて行くのも分かり。
どんどんどんどん、なんの哀しみも感じられなくなって行きました。
二人への罪悪感がそうさせてしまったのでしょう。
リアルでのショックはあまりにも辛すぎる代償を残しました。
<もう、このブログも終わりにしよう・・・>
恩を仇で返したまま、これで、ここを離れようと思います。
皆さん本当にお世話になりました。お礼も言わず、恩知らずですみません。
お言葉をいただいても返せそうにありません。
皆さんの平穏を祈って。ありがとうございました。
m(_ _)m