ごめんね。お母さん、チャちゃん。
昨夜就寝時間にチャちゃんのおしっこ敷布団とおしっこ止めタオルを交換した。
直後チャちゃんが「おしっここいたー!」と叫ぶ。じじいは「いい加減にしろ!」
と布団をかぶり寝てしまった。電気を点け、何かをしゃべり続けるチャちゃん。
チャちゃんは感情をコントロール出来ないし、言葉で説明してくれることもない。
母が突然消えて一番寂しいのはチャちゃんだというのに、じじいはそれを忘れ、
クタクタの自分を優先してしまう虐待じじいへと化してしまう。…ごめんね二人。
じじいに何がこの5か月に起こったか、今日は、お話させてください。m(_ _)m
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お母さん、じじいの食べさせ方が悪くて誤嚥性肺炎にさせたね、ごめんね。
突然お母さん居なくなり、寂しさで自分でウンチを出せなくなったね、ごめんね、
チャちゃん。お母さんを家に帰さないじじい。帰りたかったんだよね、お母さん。
姥捨てのように病院に置き去りにしてしまったね、お母さん、辛かったろうね。
ヘルパーさんの時間もあったし買い出しのついでで顔を見るだけの見舞いだったね。
夜中の看取りも出来ず、誰一人傍にいてやれず葬儀社任せで、ごめんねお母さん。
寒がりのお母さんを何日も一人きりドライアイスの中に入れてしまった。ごめんね。
兄を喪主にしてしまった。あまりにも寂しい家族葬になった。ごめんね、お母さん。
お母さんを大事に思ってもいないあの家族と<葬儀には絶対呼ぶな>そう言ってた
憎い親戚二人まで呼んでしまったね。全部じじいの責任だね、ひどい仕打ちだね、
本当にごめんね、お母さん。
お母さん何処行った?いつ帰る?と聞くチャちゃん。返す言葉もないじじいでね。
罪の意識でずっと悲しみの海の中にいるのも、じじい、自業自得だね。ごめんね。
ごめんね。お母さん、チャちゃん。
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今日は生ごみ回収日。チャちゃんの💩袋も見えないよう新聞紙に包みごみ袋へ。
茶碗洗ってチャちゃんに朝食食べさせて、ごみ袋を回収箱に捨ててくる。
床の間の母の遺影とお骨に手を振って「捨ててきたよ、お母さん」と声かけて
壁の爺ちゃんと祖母ちゃんの遺影に声かける。母は二人の大事な一人娘だった。
今は床の間の母の遺影とお骨を二人は静かに見守ってくれている。
「二人の忘れ形見だったお母さんをこんな目に遭わせてしまったね、ごめんね」
手を振るじじいには、洗濯やら繕い物やらチャちゃんの摘便の介助などなどが
待っている。泣いてる暇はない、悔やんでる暇はないと言い聞かせる。
チャちゃんを大切にしてやって。先にしてやって。「わかっとるよ、お母さん」
立ち上がったじじいの一日がまた始まる。
お読みいただきありがとうございました。m(_ _)m
じじいが描いた、マンガ、イラストエッセイ、奇妙な体験 、毒舌似顔絵、手作り雑貨
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