孤独と絶望と悲しみの果てに…。
何度も書いてるが、じじいは以前いた記事投稿サイトを去る時、介護をされてた方に
「介護の励みになるんで、漫画も全てのデータも残して貰えないか?」そう言われた。
家族の写真を上げていたわけでもなかったから、去る原因を晒した怒り心頭の人に、
「二度とこのサイトに戻らないと誓うので、データを閲覧できる形で去らせて下さい」
そう言って、骨を埋める覚悟でいた地を去った。仲良くしてくださった読者さんには、
誰ひとり別れを言うに行くことも出来なかった。残してきた記事が介護される方達の
足元を照らす小さな光になってくれてるといいな、今はそう思って自分を慰めている。
小さな光は、ここでもきっと引き継がれて行くはず。続きを書き連ねていこう…。
朝から晩まで泣き喚き(大半は💩が出なくて)自分の意思をコントロールできない妹、
耳垢が奥に詰まってると言われても耳鼻科に連れて行くことも出来ない耳の遠~い母、
わが市では訪問診療が始まったが精神科医も離れ、訪問耳鼻科もない。お手上げで。
家族三人は、ほぼ互いの思い・言葉が伝わらないジレンマの中で暮らしている。
じじいは多重介護してるが、24時間家族に付き添うでもなく働ける状況でなく、
手抜き介護で家事に毛の生えたような事をしてるに過ぎない。それが現実で…。
介護で一番辛いのが、妹の一日何度も出る💩と尿の付いた寝具と衣類の下手洗いだ。
💩まみれの妹の手とおしりをお湯とタオルで綺麗に拭いてやるのだが、時にずさんに
拭いてしまうこともある。どんどんストレスとなり溜まって行くのも自分で分かり…。
次第に汚れて行く部屋。家族のこととはいえ、毎度気が狂いそうで慣れることはない。
母のオシメ交換もしたかったが、これ以上💩もの交換は自分が壊れそうで手放した。
何人ものヘルパーさんに代わる代わる朝夕2度入って貰っているが、そのストレスや
半端ない。愛想の良い人悪い人がオシメを替える中、母が自分を大声で呼び妹は泣き、
その横でじじいは妹の繕い物をミシンで仕上げる。数年で何万枚縫った事だろうか?
全ての介護関連費用も、母と妹二人共自力で起き上がれなくなってから極端に増え、
じじいの方から仲違いしてた都会で所帯持つ兄に連絡し、折半してもらう事で何とか
乗り切っている。妹にずっと付き添ってやり望みをかなえてやっていれば、泣き喚く
回数も減るとは思うのだが、リモコンで数秒おきに番組チャンネル変えさせられるわ、
外付けハード中の音楽番組を切り替え見せるわでは神経もすり減ってしまいそうで。
母への対応や他の介護ルーティーンにも支障きたしそうだったので敢えて、耳の遠く
座ったままの母に妹を託し、自分はレスキュールームと化したパソコン部屋へ避難?
逃げ込んでいる毎日だ。介護・家事をこなした後の数時間、ここで過ごす間に何とか
折れた心を立直らせる。イレギュラー問題・誰かの訪問で潰れる時間も多いのだが。
経験上、介護は精神バランスを狂わせ、自力で書物なりネットで今の自分の現状
を調べ打破する気力もなくなっていく。一人の介護でも大変な中、同居多重介護
は相当神経が参ってくるのも事実。自力歩行も出来ずプチ痴呆でペースメーカー
入れた母、起き上がれない重度知的障害の妹。じじいは努めて明るく振舞うが…。
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ご家族が妹と似た言動で悩んでらした方がhatenaさんを離れられたとき、「ああ、
もっと早く全ての記事を読んでおくんだった…。」と、後悔した。見送るだけで。
ご家族の写真も上げられていたので、記事を残して欲しいと言う事も出来なかった。
漢方処方も勧められ、いずれ、意見を交換させていただけると夢も見ていたのだが。
癇癪やフラッシュバックの対処法なら自分で調べれば済むだろ?と思われるかも
しれないが、気力体力もゲージ0から始まり、マイナス数値で締め括る毎日の為、
調べるとかググるとか、とてもじゃないけど出来ない。親がしてこなかった事を
何でこのジジイが代わりにしなくちゃいかんの?と、思考が拒否してるのかも。
色んなことが解決できなくなっているのかもしれない。当事者の貴重な記事は
跡形もなく消え去った。やっと巡り逢えた手掛かりだったかもしれないのに…。
今回じじいが言いたいのは、介護の中、自分が置かれた<孤独と絶望と悲しみ>
に向けられた光・記事を見つけたら一刻も早く遡り必要な記事を読み切れという事。
ゆっくり読める・ゆっくり読もうと思ったが最後、記事なんて、いつ無くなってし
まうかもしれない。残して欲しかったと後悔するのが関の山なのだ。そんな思いを
するのは、じじい一人で沢山だ。介護する方に後悔だけはしていただきたくはない。
乱文乱脈、じじいの長文お読みいただきありがとうございました。m(__)m