腹黒クレーマーじじい

どいつもこいつも!💢あ、💦自分もですが…。

【奇妙な体験season3-6】霊能者VSじじい。①

こちらからすべての奇妙な体験一覧をご覧いただけますぞ。(^▽^)/ 

これは全て、じじいの奇妙な実体験のお話しです。

25年前、契約社員時代の同僚の女性(中学の同級生の異母兄妹さんだった!)に

「じじいさん!オーラが灰色よ!」と叫ばれたじじいは、彼女が懇意にしてる

デビューしたての主婦霊能者さんの元へ行くことになった。普通の綺麗な一軒家。

普通の床の間(天照大御神さん他の大きな掛け軸のかかった)に通されて霊視。

別段オーラがなぜ灰色になってたのか?灰色じゃなくなったのか?分からぬまま

(笑)同行の例の同僚女性も邪気を祓ってもらい、お布施をして帰ろうという事に。

はて?幾ら払う物?同僚の女性に聞くも、「じじいさんの気持ちで良いと思うよ」

多分ひと月に何回も来るつもりも無かったじじいは(ひと月千円でいいか!)と。

4~5時間お邪魔して、ケーキやら珈琲やらご馳走になって、邪気迄祓ってもらって

ひと月千円!以前いたサイトでこれを言うと、皆揃っての反応が「信じられん奴!」

でも、デビューしたてなら、お試し価格もありでは?と、何の疑いも無いじじい。

かくして、じじいが勝手に値段設定をした(ひと月1000円!)霊能者さんの誕生!

案の定3か月に1回行けばいい方で3千円払い、5か月に一回の時は5千円払っていた。

(霊の念・邪気は定期的に祓わないと溜まり、3か月分5か月分溜まって行くのだ。)

デビューしたての霊能者さんの取り巻きは、最初は例の同僚女性の家族とじじい。

後に人気が出て、会社帰りに寄ってたじじいが行く頃には取り巻きで溢れていた。

何も置いてなかった床の間には電池が入ってないのに動くおもちゃだの、夜に動く

甲冑だのが置かれるようになり、じじいの好奇心は日を追うごとに増して行った。

とにかく来る人の話が半端ないのだ。仏壇があっても開けたことが無い人の霊障話。

車で蛇を轢いたために背中に鱗?タイヤ?の痣が一直線に浮き出た男性の霊障話。

昔合戦上の跡地だった傍を車で走ってて憑かれた人の霊障話などが飛び交うのだ。

ちっちゃい時から霊障を楽しんできたじじい。もうそこは天国・夢の世界だった。

つづく…。お読みいただきありがとうございました。m(__)m

 

じじいが描いた、マンガイラストエッセイ奇妙な体験 毒舌似顔絵手作り雑貨 

多重介護・介護のエッセイ記事も、どうぞ。

 

お題「不思議な話」